引き続き芋焼酎のご紹介。
「三岳」です。
鹿児島県熊毛郡屋久町の三岳酒造さんの一品です。
三岳酒造さんは、あの世界自然遺産の屋久島にある酒造さんですね。
ラベルにも屋久島の山と自然林が描かれています。
「三岳」は、屋久島にある宮之浦岳・永田岳・黒味岳の三山から命名されたようです。
三岳酒造さんは、昭和33年から屋久島で創業を開始され、
縄文杉をはじめとする数千年の杉の原生林で育まれた湧水を使用して焼酎を造られています。
屋久島産の黄金千貫を原料に、米麹・白麹で常圧蒸留で醸された焼酎であります。
栓を開けますと、芋の甘い香りがほんのりとします。
とても優しいよい香りです。
早速、定番のロックでいただきました。
口に含みますと、ふんわりと芋の甘みが広がります。
口あたりはすごく円やかで、とても優しい感じです。
後味はやや辛さと甘さの絶妙なバランスを保ちながら、すっとキレていきます。
そして最後にミントのような余韻がふんわりと。
これはうまい! うまいですねぇ・・・
白麹ゆえんでしょうか、全体的にすっきりと爽やかに仕上がっています。
その中でも芋の風味はしっかりと表現されていて、最後の最後まで余韻を楽しめます。
飽きがこないですね。
香り、円やかさ、風味、キレ、余韻を爽やかにまとめあげたうまい焼酎だと思います。
人気がでるのもなるほどうなずけます。
自分は芋焼酎は基本的にスッキリ系を好みますが、この「三岳」はまさに自分好みの芋焼酎ですね。
生産量もそれほど多くなく、
最近は入手も難しくなり、見つけても高値で置かれていることがよくありますが、
芋焼酎を初めて飲まれる方にも、自信を持ってお勧めできそうです。
ぜひ常備しておきたいうまい芋焼酎であります。