時折の梅雨の晴れ間、蒸しますね。
麦焼酎「陶山」です。
佐賀県西松浦郡は有田町の宗政酒造さんの一品です。
宗政酒造さんは昭和６０年からの創業で、比較的新しい蔵のようです。
代表的な銘柄は麦焼酎「のんのこ」でしょうか。
ローカルCMとは思いますが、昔に”今の気持ちを問われたら〜♪”のBGMで「のんのこ」のTVCMを見かけたことがあります。
そして佐賀県の有田町といえば、なんといっても有田焼ですね！
有田の陶器市はまだ行ったことがないので、いつか行ってみたいなと思います。
さて麦焼酎「陶山」ですが、原料の大麦（ニシノチカラ）と米麹の米はすべて佐賀県産となっているようです。
黒麹仕込みの微減圧蒸留、粗濾過仕上げとなっております。
栓を開けますと、麦麦しくないややフルーティーな麦の甘い香りがします。
では蒸す梅雨も定番のロックでいただいてみましょう。
口に含みますと、軽やかに広がる麦の甘味の中にほんのり米の甘味も広がります。
口あたりも円やかで優しい感じです。
後味は、ふわりと麦の甘味の余韻を残しながらすっとキレていく感じです。
おぉ、ライトですね〜
黒麹の焼酎ではありますが微減圧蒸留だからでしょうか、かなりライトな仕上がりとなっています。
粗濾過仕上げで雑味はどうかなと思いましたが、苦みや渋みといった雑味はなくとても飲みやすい感じです。
この蒸し暑い時期にはちょうど良く、ロックでするするっと飲めるうまい焼酎であります。
いわゆる麦チョコ風味の焼酎ではなく、クセがなく全体的なかなりライトな仕上がりなので、飲みやすくライトな麦焼酎を好まれる方にはオススメの焼酎であります。
佐賀県の麦焼酎は「日本一」そして「陶山」を試してみましたが、どちらもクセのないライトな麦焼酎でした。
佐賀県は大麦の生産量の多い県のようなので、佐賀の麦焼酎を見つけたらまた試してみたいなと思います。
