早いもので2019年も2月が終わろうとしています。
久しぶりの更新となります。
といいましても久しぶりの更新をしようとしたら、以前のブログを引っ越ししないといけない状況になっておりました・・・
大慌てでとりあえず引っ越しした次第です。
ボチボチの更新となりますが、今後ともどうぞよろしくお願い致します。
それでは本題の焼酎をご紹介します。
山芋焼酎「天嵐坊」です。
黒木本店さんの焼酎は、これまで麦焼酎「中々」をはじめとした麦焼酎、芋焼酎をご紹介させていただきました。
どれもうまい焼酎で、今も黒木本店さんの麦焼酎は常備しております。
今回ご紹介するのは、なんと”山芋焼酎”になります。
実は「天嵐坊」の存在は、以前から酒屋さんで見かけて知っておりました。
しかし原料が”山芋”ということで、味わいを全くイメージできずなかなか手を伸ばせなかった次第です。
今回は思い切って入手してみました(笑)
原料は”山芋”のみでなく麦も使用されているようです。
ラベルに尾鈴山の絵が描かれているので、尾鈴山蒸留所で醸されているのかもしれませんね。
麹は麦麹・白麹、常圧蒸留で醸された焼酎であります。
一体どんな味わいなのか、ちょっとドキドキします。
栓を開けますと、香りは・・・香りは・・・・よくわかりません(ToT)
そうです、この時期は例年通りスギ花粉に鼻をやられています・・・
自分の地域では、今年は例年より花粉飛散量が多いらしく完全にやられています。
かなりしつこくくんくん匂ってみたんですが、さっぱり香らないです。
申し訳ないですが、きっと山芋の甘い香りがするのではないでしょうか??
それでは今宵も定番のロックでいただいてみましょう。
口に含みますと、ほんのり甘味がしたかと思えばすぐにキリっとした辛みが広がります。
ほんのりとした甘味は明らかに麦の甘味ではないので、山芋の甘味なんでしょうね。
後味は、これまでに味わったことのない何ともいえない独特の風味が広がります。
その後は甘さと辛さがバランスしながら、スッとキレていきます。
独特ですね~
”山芋”ってこんな特徴を持った味わいなんですかね。
自分は山芋は結構好きな方なのでよく食すのですが、山芋のもつ甘さとかは特に意識してなかったですね。
そこで思い立って冷蔵庫を物色してみますと、あるではないですか山芋が!!
もしかして親子飲みをしてみると、山芋風味がいっそう引き立って美味しく味わえるのではないかと・・・
普段はポン酢とかかけて頂くのですが、何もつけずにそのまままガブリッ!
口のなかでシャリシャリネバネバの状態で、「天嵐坊」を口に含んでみました。
う~ん、なんか山芋の味わいが特別に引き立つわけでもなく、普通にうまいです(笑)
全体的な味わいは山芋由来と思われる独特な風味があり、味わいはサツマイモとは別次元の味わいなので好みは別れるのではないかと思います。
”山芋”という原料ならではの味わいを楽しむという点で、とても面白い焼酎だと思います。
黒木本店さんのいろんな事への挑戦の一角を、少しだけ垣間見ることができたのかなと思います。
今回は花粉にやられてしっかりと味わいが確認できなかったので、花粉の時期が過ぎた頃にもう一度しっかり味わいを確認してみたいなと思います。