梅雨も明け夏が訪れ、オリンピックも始まりました。
久しぶりの更新となりましたが、本日ご紹介するのは芋焼酎「知覧 Tea酎」です。
「知覧 Tea酎」は、以前にご紹介しましたdancyu読本 本格焼酎で次代を拓く芋焼酎の一つに掲載されていました芋焼酎になります。
知覧醸造さんは、大正8年創業と長きにわたり焼酎造りをされておられます。
また、お茶農家と焼酎蔵を兼業で営まれているという、なかなか珍しい蔵でもあります。
そして「知覧 Tea酎」の”Tea”はお茶で、ラベルにも大きく”茶”とありますね。
渋めのいい感じの深いグリーン、湯飲みに入ったお茶と茶葉の挿絵もあって、正直パッと見は芋焼酎とは思えない感じがします。
これだけ”緑茶”のアピールが強いのも、この芋焼酎には知覧茶が使用されていることに由来しています。
「知覧 Tea酎」が発売されたのは2018年と比較的新しいですが、芋焼酎と緑茶を融合させるという構想は、10年前からだったそうです。
かなりの試行錯誤があったようですね。
茶葉はもろみに入れて発酵させる手法をとられているようで、三段仕込みの三段目で茶葉が投入されるようです。
茶葉は知覧醸造さんで栽培されている中で、一番茶のみを厳選した数種類をオリジナルブレンドして使用されています。
自分はお茶も好きなので、このオリジナルブレンドをお茶として飲んでみたい気もしますね(笑)
芋焼酎と緑茶を融合し結晶化させた「知覧 Tea酎」、蔵人のものすごいこだわりを感じますね。
果たしてどんな味わいなのか・・・ワクワクがとまりません。
原料の芋は黄金千貫、そして知覧茶をブレンドして米麹・白麹仕込み、常圧蒸留で醸された焼酎であります。
それでは開栓してみましょう。
香りはといいますと・・・芋の甘い香りの中に確かにほのかに緑茶の香りがします。
芋の香りと緑茶の香り、不思議な組み合わせなのにとてもよく合いますね。
それでは、暑い夏にピッタリのロックでいただきましょう(冬もロックですが)。
口に含みますと、まず芋の甘みと緑茶の甘み、やや芋の甘みが支配的に口に広がります。
そしてその甘みはすぅ~っとキレて、今度はあの緑茶ならではのほろ苦さがフェードインしてきます。
後味は、ほんのりと緑茶の甘みに対しややほろ苦さが支配的な余韻となります。
うまい!
思わず煉獄杏寿郎ばりに声が出てしまいます(笑)
いや~うまいですねぇ。
芋と緑茶の融合は、正直想像以上の完成度に感じます。
全体的に白麹の焼酎らしく、優しい味わいに仕上がっています。
それにしても、芋からお茶へのグラデーションが見事ですね。
個人的には、後味のなんともいえない緑茶のほろ苦さがとても心地よく気に入りました。
芋焼酎の中に、緑茶のうま味を絶妙に組み込まれているうまい焼酎であります。
これだけの芋焼酎を醸せる技術もさることながら、芋焼酎と知覧茶を融合する発想の豊かさもすごいなと思います。
焼酎に秘められた可能性の奥深さを、改めて感じさせられた一品です。
毎年夏が来るたびに、個人的にはクワガタ、カブトムシの季節が到来したなと感じます。
いくつになっても変わりません(笑)
子供のころいろんなクワガタを採取しましたが、採取したことがないのがオオクワガタとミヤマクワガタ。
この度、職場のクワガタやカブトムシをこよなく愛する方が、ミヤマクワガタの採取されたことがあるとのことで、無理をお願いして連れて行ってもらいました。
ミヤマクワガタのミヤマは漢字にすると”深山”、県内の標高の高い山奥に探検ツアーして参りました。
深い山の中を探し回ること4,5時間、ついに子供の頃に憧れたミヤマクワガタを見つけました!
独特の体高さ、やはり迫力がありますね。
そのほかにノコギリクワガタなど沢山いました。
木の根元の地面に隠れていたノコギリクワガタ。
こちらは木にとまっていたノコギリクワガタ。
番外編
羽化した直後のニイニイゼミ。
ヒグラシ(セミ)を捕食するオニヤンマ。
ミヤマクワガタは、オス3匹、メス1匹の計4匹も見つけることができました。
自然大好きな自分は、疲れも忘れて山の中を夢中で歩き回り、久しぶりに楽しむことができました。
お世話くださった職場の方に感謝です。