なかなか梅雨が明けませんね。
原口酒造さんは、明治23年創業で今日まで長きにわたり焼酎を造っておられます。
代表銘柄は、芋焼酎「西海の薫」になるようです。
銘柄の由来は、薩摩半島西部に位置する日本三大砂丘の一つである”吹上浜”となっているようです。
蔵は、その”吹上浜”から2kmあまりのほどなくのところにあるようです。
蔵の周りは砂浜と松林と畑だけだそうで、とても素敵な環境で焼酎を造っておられますね。
そんな環境で作られた麦を原料に麦麹・白麹仕込み、常圧蒸留で醸された焼酎であります。
それでは開栓してみましょう。
香りはといいますと、麦麦しさはなくほんのりフルーティーな甘い香りです。
今宵もロックでいただきます。
口に含みますと、華やかでフルーティーな味わいが広がります。
口当たりは白麹らしい優しい感じですね。
後味は独特なコクをお供に、一転してドライビターな味わいに変わり、すっとキレていきます。
すっきりとしていますね~
全体的に優しく華やかでフルーティーな味わいにまとまっていますが、後味のコクとドライビターになる変化がなかなか面白い麦焼酎であります。
キレはとてもよいので、飲み終わった後はすっきりとした味わいの印象になります。
いわゆる麦チョコ風味の麦焼酎ではありませんが、ただすっきりとした味わいだけでは物足りなくコクも楽しみたい方にはオススメの焼酎です。
梅雨時期は湿度も高くじめっとしますが、「ときめき吹上浜」はすっきりとした気分に変えてくれますね。
この時期にタイムリーな焼酎に逢うことができました。
そして最近はこのようなものをよく飲んでいます。
レモンサワーです。
これも蒸し暑い時期にピッタリで、なかなかよいです。
「檸檬堂」のアルコール度数は3、5、7、9%の4種類がありますが、9%のものが一番うまかったです。
口当たりが良すぎて思わずぐびぐびと飲んでしまい、結構酔っぱらってしまいます。
この夏はレモンサワーにハマってしまいそうです。