秋も深まってきましたね。
麦焼酎「熊八伝説」です。
久家本店さんの焼酎は、これまで麦焼酎「常蔵」、「ほげほっぽ」をご紹介させていただきました。
どちらも常圧蒸留の麦焼酎で、芳ばしい麦の風味と甘みの中に久家本店さんならではの独特なコクが感じられるうまい焼酎でした。
今日ご紹介する「熊八伝説」も常圧蒸留となっています。
銘柄名にある”熊八”ですが、別府観光の祖であり日本で最初にバスガイドさんを考案した油屋熊八さんに因んだものなんだそうです。
別府はすばらしい温泉の街で、自分もとても好きな所です。
実は先日、温泉を楽しむために再び別府を訪れて、この「熊八伝説」を入手した次第であります。
原料の麦は「常蔵」と同じくオーストラリア産の大麦を使用、麦麹仕込み、常圧蒸留で醸され、竹炭濾過し1年以上熟成された焼酎であります。
それでは開栓してみましょう。
香りはといいますと、ほんのり麦の甘いといいますか、久家本店さんの麦焼酎らしい独特な香りです。
秋の夜長を楽しみながら、今宵もロックでいただきます。
口に含みますと、まずトロンとした麦の甘みが広がります。
口当たりは優しく円い感じですね。
おそらく白麹ではないかなと思います。
後味は麦の甘みがゆっくりと直線的に伸びながら、やがて久家本店さんならではのあの独特なコクが広がっていきます。
最後はごくほんのりとロースト麦の芳ばしさが鼻を抜けながら、独特なコクとほんのりビターな余韻を残します。
う~ん、うまいですねぇ・・・
全体的には雑味も少なく、円い口当たりの優しい味わいでまとめられている感じです。
ですが常圧蒸留らしい味わい深さがあり、なんといっても久家本店さんならではの独特なコクがなんともクセになるうまい焼酎であります。
「常蔵」と「ほげほっぽ」であれば、どちらかといえば「常蔵」の方に味わいは近いかなと思います。
個人的には、独特なコクがしっかり味わえる「ほげほっぽ」の方が好みでしょうか。
コクの好みはあると思いますが、麦チョコ風味を好まれる方にはよいのではないかと思います。
今回「熊八伝説」を試して、久家本店さんの麦焼酎を久しぶりに味わいました。
今度はまた「ほげほっぽ」を試して、独特なコクを存分に楽しみたくなりました。
思い出すとクセになる味わいです。
久家本店さんは、そんなうまい焼酎を醸されていますね。
別府を訪れたとき、マリーンパレス水族館うみたまごもリピートで訪れました。
クラゲの水槽は、ライトの色を変えながらの演出で何度見ても癒されます。
こちらはクマノミ、美しいですね。
うみたまごは何度訪れても飽きさせない、素晴らしい水族館です。