「不死鳥」でございます。
大分県は宇佐市の縣屋(あがたや)酒造さんの一品です。
縣屋酒造さんは、300年という永きにわたり焼酎を造っておられる蔵であります。
この「不死鳥」の他には、麦焼酎「縣屋」も造っておられます。
さてこの「不死鳥」ですが、
大分県産のはだか麦”イチバンボシ”を原料に造られた焼酎です。
これもまた地産地消の焼酎ですね。
「潤の醇」から数えると、はだか麦の焼酎第４弾となりますね。
常圧蒸留、麦麹・白麹の焼酎で、蒸留後に２年寝かせた焼酎であります。
栓を開けますと、香りはそれほど麦麦しくはない甘い香りです。
それでは定番のロックでいただきましょう。
口に含むと、しっかりとした麦の甘みが広がります。
コクと風味がやや久家本店さんの「ほげほっぽ」に通じる感じです。
口あたりは、とてもまろやかです。
後味は麦の甘みと、ほんのりビターな味わいです。
余韻は短く、キレのよい感じです。
ロースト麦の芳ばしい感じはあまりなく、
麦ﾁｮｺ風味というよりは、ほんのりビターチョコレート風味といった印象の
うまい焼酎だと思います。
ガツンという飲みごたえはそれほどはありませんが、
まろやかで麦の甘みをしっかり味わい楽しめる焼酎ですね。
仕入れた酒屋さんには４合瓶しか置いてなかったので、
４合瓶のご紹介となりましたが、
一升瓶で仕入れてしっかり味わってみたいと思える焼酎です。
