久しぶりの更新です。
黒糖焼酎「昇龍 昇り龍」です。
鹿児島県は大島郡知名町、奄美諸島の沖永良部島にあります原田酒造さんの一品です。
原田酒造さんは、昭和22年から創業されている酒造さんです。
原田酒造さんの黒糖焼酎の特徴は、”長期熟成”にあるようです。
熟成年数は、2年、3年、5年、5年以上のものがあります。
アルコール度数も25度、30度、40度と造っておられます。
以前にビワさんに「昇龍」をご紹介いただきました。
オススメは30度、40度ということでしたがなかなか見つからず、
今回は25度の「昇龍 昇り龍」を試してみることにしました。
こちらは、2年熟成の限定酒となっております。
同じく25度には30年熟成酒を主に、5〜30年熟成酒をブレンドした限定酒、「昇龍 眠り龍」があります。
30年古酒とはすごいですね。
それでは珊瑚礁の島、沖永良部島の太陽の恵み「昇龍 昇り龍」をいただいてみましょう。
栓をあけますと、黒糖の風味と甘い香りがほのかに漂います。
よい香りですね。
現在スギ花粉がピーク、鼻の調子が今一つなので、本当はもっと香るのかもしれません。
早速、定番のロックでいただいてみましょう。
口に含みますと、黒糖の甘みと風味がほんのりと広がります。
2年熟成だからでしょう、口あたりが実に優しく円やかです。
喉ごしがよく、するすると通り抜けていく感じです。
後味は、ほのかな甘みに黒糖ならではのビターな風味の余韻を残しながら
スッキリとキレていきます。
うまいですねぇ・・・
全体的に、とても円やかで優しい仕上がりになっています。
「朝日」は甘さと辛さのバランスの良さ、「龍宮」は黒糖風味ふんだんな飲みごたえが特徴でしたが、
この「昇龍 昇り龍」は、円やかで優しい口あたりとキレの良さを特徴に感じます。
それぞれ良さがあって、とても面白いですね。
黒糖焼酎の奥深さに、ますますハマりそうです。
「昇龍 昇り龍」は、焼酎を初めて試してみたいという方にはとても飲みやすいのでオススメのうまい焼酎であります。
同じ長期熟成でも、アルコール度数によって味わいの花開き方はずいぶんと変わるようです。
今度はぜひアルコール度数30度、40度のものを試してみたいですね。
根気よく探してみたいと思います。
ビワさん、ありがとうございました。