うまい焼酎を探して

うまい焼酎を探し求めて旅しています・・・

侍士の門

桜の花が咲き始めました。

芋焼酎侍士の門」です。
鹿児島県は志布志市の太久保酒造さんの一品です。
太久保酒造さんは、前身である明治43年創業の太久保醸造から平成2年に現在の太久保酒造さんとして焼酎を造っておられます。
この「侍士の門」のこだわりは、原料の芋、麹米、水にあるようです。
まず原料の芋ですが、源氏芋が使用されています。
次に麹米は”白玉”という品種が使用されているようで、この”白玉”は明治以降生産の途絶えていたんだそうです。
それをわずかな種もみから見事に復活させて、麹米として使われています。
最後に水ですが、霧島連山の麓の悠久の森で採取された超軟水を使用されているようです。
焼酎造りに対する熱い気持ちを持たれて、原料、麹米、水にこだわられておられますね。
そしてなんといっても今回は格別で、
この焼酎は親友が自分の誕生日のために、はるばる福岡から持参してきてくれたものです。
すごく嬉しかったです。
彼とは学生時代からのなが〜い付き合いになります。
彼は仕事の激務の中でも家事をフォローし、さらにジュニアのバレーボールチームのコーチを務めるなど、
本当によく頑張っているなぁと、頭が下がります。
いつも穏やかで、優しい親友です。
今回の焼酎は、いろんな意味で飲むのが楽しみです。
源氏芋を原料に幻の米”白玉”黒麹で霧島連山の軟水仕込の焼酎であります。
栓を開けますと、やわらかい芋の甘い香りがおだやかに漂います。
それでは早速、ロックでいただいてみましょう。
口に含みますと、ふわりと芋の甘みが広がります。
口あたりが実に優しく円やかですね。
後味は穏やかな芋の甘みがしっかりとしていますが、すっとキレていきます。
うまいですね〜
雑味は限りなく少ないですね。
口あたりから後味まで、すべて円やかで優しい味わいです。
とても穏やかな焼酎です。
スルスルと飲めてしまいますね。
こんなに柔らかいのは、割水に超軟水を使用されているからでしょうかね。
スッキリ系というよりは、まったり穏やか系といった感じでしょうか。
飲みやすさという意味では、この上ない仕上がりになっております。
初めて芋焼酎を試そうかなと思われる方に、オススメのうまい焼酎であります。
今日は最高の芋焼酎でとても気分よく酔うことができました。
改めて親友にお礼をお伝えしたいです。
ありがとう!