「常蔵」です。
常圧蒸留です。
先にご紹介しました麦焼酎「ほげほっぽ」を造られている
久家本店さんの一品です。
「ほげほっぽ」は裸麦を原料に使用されていますが、「常蔵」は大麦を原料に使用されています。
大麦は、オーストラリア産のものが使用されているようです。
あの「佐藤 麦」も同じオーストラリア産の麦を原料とされているようです。
国産でなくオーストラリア産を使用される理由はいくつかあると思いますが、
理由の一つに国産の大麦より品質が安定していることがあるようです。
蔵として安定した酒質の焼酎を提供できることは、大事なことですからね。
栓を開けてみますと、やや「ほげほっぽ」に似た香りがします。
さて、早速ロックでいただきました。
白麹の焼酎らしく、ほんのりと甘みがありまろやかな口あたりです。
風味も「ほげほっぽ」に少し似ていますが、「ほげほっぽ」ほどの独特なクセはなく優しい感じです。
後味も麦の芳ばしさと甘みがほんのりとしています。
「ほげほっぽ」の方がクセはありますが、味わいが深い気がします。
「常蔵」には減圧蒸留品もあります。
個人的には常圧を選択して正解だったかな〜と思います。
ガツンとはきませんが、やさしい口当たりと甘みで麦の風味を楽しめる焼酎だと思います。
