「ふしぎ屋」でございます。
以前にご紹介しました麦焼酎「萬力屋」を造られている大分県の藤居酒造さんの一品です。
「ふしぎ屋」も「萬力屋」と同様に原酒を氷点まで冷やして濾過する”氷点濾過”されています。
ちなみに名前の由来は、大分県国東町にある旧家の古い屋号“不思義屋”より命名されているようです。
旧家”不思議屋”は、２５０年の歴史を持ち現存する建物だそうです。
いつか見に行ってみたいですね。
「ふしぎ屋」と「萬力屋」の違いは、全麹仕込がブレンドされているかどうかのようですね。
麦・麦麹、白麹で常圧蒸留で醸された焼酎であります。
栓を開けますと、麦の芳ばしさと甘い香りがします。
自分の好みの香りですね。
では早速、ロックでいただいてみましょう。
口に含みますと、まず麦のしっかりとした甘さが広がります。
口あたりはとても優しく、すっきりとした感じですね。
後味は、麦の甘みと芳ばしさがコラボして直線的に抜けていきます。
雑味がなく、最後にほんのりとビターな風味が漂うのもよいですね。
うまいですねぇ。
いわゆる麦チョコ風味の焼酎ですね。
「萬力屋」同様にこの「ふしぎ屋」もガツンと強いインパクトはありませんが、
最後の最後まで麦の旨みをしっかり味わえる、うまい焼酎だと思います。
円やかで優しい口あたりと、雑味がなくすっきりとした後味の麦チョコ風味が実によい感じです。
藤居酒造さんの他の麦焼酎もぜひ試してみたいと思いました。
麦チョコ風味の麦焼酎を初めて試してみたい方には、
オススメのうまい麦焼酎だと思います。
