うまい焼酎を探して

うまい焼酎を探し求めて旅しています・・・

常圧蒸留と減圧蒸留

本格焼酎の蒸留は単式蒸留といって、一度きりの蒸留なんだそうです。
その蒸留方法は、”常圧”と”減圧”の2種類がありますね。
「常圧蒸留」は古くから行われている蒸留方法で、大気圧で100℃の沸点で行われる蒸留です。アルコールの沸点は80℃程度で100℃以下で蒸留できますが、100℃まで温度を上げることでアルコールとともに風味や香りもいっしょに蒸留できるので、クセのあるというかインパクトの強い焼酎ができあがります。
「減圧蒸留」は、圧力を大気圧以下で沸点を50℃程度まで下げて行われる蒸留です。高い山の頂上では、水が100℃以下で沸騰する要領ですね。沸点を低く抑えることで、クセのないスッキリとした焼酎ができあがります。焼酎の匂いがキツくて・・・という方には飲みやすい焼酎に仕上がっていると思います。
ちなみに私は麦焼酎ならインパクトのある焼酎が好みなので、常圧蒸留にこだわっております。
こればっかりは、人それぞれ好みがあると思いますからね。
どちらが好きかもそれぞれでいいですね。